外務省は24日、アフリカ東部ケニア沖で昨年11月、海賊とみられる武装集団に乗っ取られ、今月8日に解放された中国漁船の日本人船長久貝豊和さん(53)=沖縄県八重瀬町=が24日夕、那覇空港着の民間機で帰国すると発表した。
外務省によると、久貝さんの健康状態は良好で、同日スリランカから出発し、台北経由で那覇空港に向かう。到着後、記者会見する予定。
久貝さんが船長として乗り組んでいた中国天津市の「天津市遠洋漁業」所属のマグロ漁船「天裕8号」は、昨年11月14日(日本時間)にケニア沖55キロ付近のインド洋で乗っ取られ、約3カ月後に解放された。