24日の東京株式市場は、世界景気への不安が一段と高まって幅広い業種が売られ、日経平均株価(225種)は、一時7155円16銭まで下げ、2008年10月27日に付けた終値のバブル崩壊後最安値の7162円90銭を割った。
米国発の金融不安の再燃や米自動車大手の再建に不透明感が強いとして警戒感が広がり、アジアの主要株式市場も軟調に推移するなど株安が世界的に連鎖している。
午後1時現在は、前日終値比177円95銭安の7198円21銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も12・22ポイント安の723・06と、終値でのバブル崩壊後の安値水準を下回った。出来高は約12億株。
前日のダウ平均の下げ幅が一時259ドルに達し、7000ドル割れが迫った。終値は250・89ドル安の7114・78ドル。ハイテク株主体のナスダック総合指数は53・51ポイント安の1387・72。