週明け23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米経済の先行きに悲観的な見方が強まり大幅続落、前週末比250・89ドル安の7114・78ドルで取引を終えた。終値としては1997年5月以来、約11年9か月ぶりの安値水準となった。
朝方は、政府が金融大手シティグループ株を最大40%保有するとの報道で金融市場の混乱に対する期待から、金融関連銘柄を中心に買い注文が先行。ダウ平均は一時、75ドル高まで上昇した。
しかし、個人消費の低迷や企業業績の悪化不安から、コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)などハイテクや小売り関連が安く上げ幅を縮小、下落に転じた。午後は幅広く売られ、徐々に下げ幅を拡大した。(共同)
(2009年2月24日09時10分 スポーツ報知)
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