3月に開催される野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で大会連覇を狙う日本代表は24日、大阪市の京セラドーム大阪に満員の3万3611人の観客を集めてオーストラリア代表との強化試合を行い、8−2で勝った。
28選手に絞り込まれた原辰徳監督(巨人)率いる「侍ジャパン」にとって、初の国際試合。先発したダルビッシュ有投手(日本ハム)は2回途中で降板したものの、2番手の岩隈久志投手(楽天)が好投。打線は手堅い攻撃で着々と得点を重ねた。3番に入ったイチロー外野手(マリナーズ)は内野安打1本を放った。
日本は25日にも、京セラドーム大阪でオーストラリアと対戦。WBCは3月5日に東京ドームで行われる日本−中国で開幕する。
(共同)