【オーランド(米フロリダ州)23日共同】米大リーグは23日、ブレーブスの川上憲伸投手とオリオールズの上原浩治投手がフリー打撃に登板し、実戦に向けペースを上げてきた。ドジャースの黒田博樹投手は初めて打撃投手を務め、無難な投球だった。
ヤンキースの松井秀喜外野手は昨年9月に手術を受けた左ひざへの配慮から禁止されていたランニングを開始。約70メートルダッシュを10本こなした。
川上は2度目のフリー打撃登板で、4人の打者に約40球。自慢のシュートも試した。オープン戦初登板は27日のパイレーツ戦の先発で、2イニングを投げる予定。
上原も2度目のフリー打撃登板で50球を投げた。オープン戦初登板は27日のマーリンズ戦の先発に予定されている。
レッドソックスの斎藤隆、岡島秀樹、田沢純一の3投手は投球練習はなく、守備練習に取り組んだ。カージナルスの前川勝彦投手(マイナー契約の招待選手)は守備中心で約3時間練習。ジャイアンツの藪恵壹投手も軽めの守備練習だった。
オープン戦は25日(日本時間26日)に開幕。初日から30球団すべてが試合を組んでいる。