米ツアーデビュー戦となったノーザントラスト・オープンで予選落ちした男子ゴルフの石川遼が23日、アクセンチュア世界マッチプレー選手権(25日開幕・米アリゾナ州)の会場となるリッツカールトンGCで練習ラウンドを行った。18ホール回った石川は「(7800ヤードを超える)コースの総距離に驚いたし、18ホールともグリーンのアンジュレーション(起伏)がすごく、日本では見たことがない」と、スケールの大きさに驚きを隠さなかった。
22日にロサンゼルスから車で11時間かけて移動。23日は午前9時にコースに到着した。同大会には世界ランキング上位64人が出場できるが、石川は現在68位。23日現在、欠場者は出ていないため、出場は難しい状況だ。石川は「出場できなくても、PGAツアーのコースで練習できるのはすごく幸せ」と話した。
同大会には、左ひざを手術したタイガー・ウッズ(米国)が、約8カ月ぶりに試合に出場する。あこがれの選手と同じ舞台でプレーする夢を捨てず、石川は現地で練習しながら待機する予定だ。(共同)