ブレーブスの川上が2度目のフリー打撃登板で約40球を投げ、自慢のシュートを披露した。
例年は開幕直前までシュートは投げなかったそうで、ここ2、3カ月はキャッチボールでも試さなかった。この日はブルペンで5球。フリー打撃では左打者に3球投げ「まだ右打者の内側に投げる勇気はない。オープン戦? 常に準備できている形で、持っている球種を全部使えるようにしたい」と話した。
球がばらついていたことには「打撃投手というのは自分の間で投げられない。投げ急ぎ。(体の)突っ込みが大きな原因」。あまり気にする様子はなかった。マクダウェル投手コーチは「この(寒い)時期の天候で変化球を制御するのは誰でも難しい。それでもシュートは良かった」と話した。
この日、27日のパイレーツ戦の登板を告げられた。27日は2イニングの予定で、その後は中4日で投げることになる。川上は「まだ初登板の予定しか聞いていない。相手は関係ないというよりも、相手を気にする余裕はない」と話していた。(オーランド共同)