【リベレツ(チェコ)22日共同】ノルディックスキーの世界選手権第5日は22日、チェコのリベレツで行われ、複合個人(前半飛躍ノーマルヒル=HS100メートル、K点90メートル)は、飛躍で96・5メートルの14位につけた26歳の小林範仁(東京美装)が得意の後半距離(10キロ)で猛追して5位に順位を上げ、23歳の湊祐介(東京美装)も18位から6位に浮上した。日本が複合個人種目で入賞(6位以内)するのは4大会ぶり。
99・5メートルで前半トップのトッド・ロドウィック(米国)が勝って、一斉スタートの前半距離で実施した個人第1戦との2冠を獲得した。高橋大斗(土屋ホーム)は21位、渡部暁斗(早大)は33位だった。
男子距離複合(30キロ)はペッテル・ノールトゥグ(ノルウェー)が1時間15分52秒4で初の世界一に輝き、本田尚平(自衛隊)は43位だった。