医療専門紙発行の「医療タイムス社」(長野市)が、低料第3種郵便物の対象外の情報誌を低料金で送っていたとして、郵便事業会社信越支社から特別調査を受けていることが分かった。
同社によると、「週刊医療界レポート」(約1万部)は1976年に低料第3種の認可を受けたが、「冊子のため新聞などに適用される『低料』と認められない」と指摘された。
隔月発行の「医療と施設」(約1万4000部)は、「医療界レポート」の付録として送られていたが、その後、「レポート」簡略版に同封されるようになり、付録とは言えず、低料第3種の対象にならないとされた。
「医療と施設」の送料は通常120円だが、低料なら40円となり、年に約650万円安くなる。
医療タイムス社は「制度を悪用して送っていたと判断されても仕方がない」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090223-OYT1T00020.htm