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2009年02月23日(月) 16時29分

中国地方でレジ袋有料化進む中国新聞

 スーパーなどでレジ袋を有料化し、買い物客にマイバッグの持参を呼び掛ける運動が、中国地方で広がりを見せている。広島市の一部と江田島市で既に取り組むほか、山口県では4月から大半のスーパーで無料配布を中止するなど、今年中に少なくとも25市町で実施される見通し。手軽に取り組める運動で、消費者のエコ意識を高めるのが狙いだ。

 レジ袋を求める買い物客に1枚3—5円程度で販売する。行政と小売業者、消費者団体などが協定を結び、有料化に取り組むケースが多い。

 昨年4月から取り組む広島市は、安佐南、安佐北区の計37店で実施。江田島市は今年2月から7店で始めた。

 中国地方で最大規模なのは山口県。今年4月から全20市町の298店で有料化する。消費者のマイバッグ持参率が80%に達した場合、年間約1000トンの削減を見込む。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902230219.html