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2009年02月23日(月) 16時29分

未来へつなごう黄金山サクラ中国新聞

 サクラの名所、黄金山(広島市南区)を未来につなごうと、地元の市民団体「黄金山さくらの会は22日、現地で苗木を植樹するイベントを開いた。地域の児童たち約40人が参加。頂上付近の斜面に穴を掘り、高さ約3メートルあるカンヒザクラの苗木10本を植えた。

 1959年、市民有志が4000本のソメイヨシノを植えた黄金山。50年がたち、寿命から枯れ木が目立ち始めている。現在あるサクラは約800本。後世に名所を継承していこうと、昨年から苗木の植樹を始めた。同会によると、黄金山の桜は4月上旬にも見ごろを迎えるという。

【写真説明】黄金山山頂の斜面にカンヒザクラの苗木を植える親子連れ

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902230220.html