尾道市吉和町の鳴滝山(402メートル)の森を整備する「吉和元気な森づくり」が22日、頂上一帯であった。「ひろしまの森づくり県民税」を活用した事業で、地元住民ら約300人が参加した。
大人たちは、展望台に続く遊歩道の草刈りや間伐などに汗を流した。吉和小の児童は枯れた松の大木の伐採を見学し、尾三地方森林組合の職員からのこぎりやかまを使った木の切り方を教わった。
事業は吉和地区の住民組織「ネットワーク吉和」を母体とする実行委が主催した。今後も憩いの場として整備を続ける。
【写真説明】のこぎりで細木を切る吉和小の児童