島根県邑智郡内のアマチュア劇団が競演する地芝居公演が22日、川本町の悠邑ふるさと会館であり、約600人が人情やギャグ満載の舞台に酔いしれた。
劇団や舞踊団など6団体が出演。邑南町羽須美地域の女性でつくる「はすみおとめ座」は新作「やさしい吸血鬼」を披露。同町の星が丘一座や美郷町の吾郷青吾会は、人情芝居の節々に方言をちりばめ、客席をわかせた。景気悪化の影響からか、おひねりは控えめで役者が「今年は少ないのう」とアドリブを飛ばす場面も。公演は悠邑GENKIおこしの会が主催し、今年で9回目。
【写真説明】はすみおとめ座による「やさしい吸血鬼」の一場面