自宅に覚せい剤を隠し持っていたとして、京都府警が覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で、京都市内で路線バスを運行するセレモニー観光(大阪府寝屋川市)の社長杉本智彦容疑者(53)を逮捕していたことが23日、分かった。
調べでは、2月9日に京都市東山区の杉本容疑者の自宅が家宅捜索を受けた際、覚せい剤が見つかった。既に起訴されている。
セレモニー観光はチャーターバスのほか、「プリンセスライン」の名称で京都市中心部と近隣の女子大を結ぶ路線バスを運行。
同社総務部は「個人的な犯罪だが、公共交通機関を担う者としてあってはならないことで、おわびしたい」と話している。杉本容疑者は既に社長を辞任したという。