宮城県警塩釜署は23日、女子高校生のスカート内を隠し撮りしたとして、県迷惑防止条例違反の疑いで、同県塩釜市後楽町、会社員藤原英治容疑者(39)を逮捕した。パソコンに保管した大量の画像のほか、自身が特定できる画像もファイル交換ソフトを通じてインターネット上に流出し、発覚した。
同署などによると、この流出がネットの掲示板などで話題となり、自宅に「おまえのものだろう」と指摘するファクスが届くなどしたため、藤原容疑者が今月9日、同署を訪れ事情を説明した。
調べでは、藤原容疑者は今月6日、仙台市宮城野区の100円ショップで、女子高校生(16)のスカート内をデジタルカメラで隠し撮りした疑い。
藤原容疑者はパソコンの画像を消去していたが、同署の解析で、自分で撮影したりネットで集めたりしたとみられる盗撮画像など約4000枚が復元された。同署は画像はさらにあるとみている。