地球に24日に接近するルーリン彗星(すいせい)の淡い雲のような姿を22日未明、岐阜県土岐市と愛知県豊田、瀬戸市にまたがる三国山で撮影した。
2007年7月に台湾の天文台で発見され、公転周期が長いことで話題になった彗星。
国立天文台によれば、再び戻ってくるのは少なくとも数万年以上先だという。
6100万キロまで最接近するが、5等級と暗い。
名古屋市科学館は「23、24日は、しし座にある土星に見かけ上近づくため見つけやすい。市街地の明かりを避け、空の暗い所で双眼鏡などを使うと探しやすい」と話している。
(中日新聞)