日本陸連と東京都は23日、今年で3回目となる東京マラソン(3月22日)の招待選手を発表し、8月の世界選手権(ベルリン)の代表選考会を兼ねる男子は2時間6分16秒の日本記録を持つ高岡寿成(カネボウ)、前日本記録保持者の藤田敦史(富士通)、北京五輪代表の尾方剛(中国電力)らが名を連ねた。
前回2位の藤原新(JR東日本)や、中尾勇生(トヨタ紡織)もエントリー。海外勢は世界歴代3位の2時間4分56秒の記録を持つサミー・コリル(ケニア)、第1回大会の覇者でケニア出身のダニエル・ジェンガ(ヤクルト)らが出場する。
女子は今大会を最後に第一線から退く意向の土佐礼子(三井住友海上)と弘山晴美(資生堂)がエントリーした。
今大会は国内初の賞金レースで、男女とも優勝賞金は800万円。世界記録は3000万円、日本記録は500万円のボーナスが出る。