週明け23日の東京株式市場は、国内外の景気悪化が長期化するとの懸念から株価は下落し、日経平均株価(225種)は一時、約4か月ぶりに7300円を割り込んだ。
一時、下げ幅は200円を超え、昨年10月27日につけた終値のバブル後最安値(7162円90銭)に、あと40円余りまで迫った。
午後に入って下げ幅を縮小し、午後1時現在、前週末終値比70円43銭安の7345円95銭。米政府が、シティグループの普通株を最大40%取得する方向で交渉に入ったとする報道が伝わると、株価が上昇に転じる場面もあった。
東証1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、9・17ポイント低い730・36で、20日につけた終値のバブル後最安値(739・53)を下回った。東証1部の午前の出来高は、約10億8000万株だった。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090223-OYT1T00313.htm