【リオデジャネイロ=小寺以作】南米最大の真夏の祭典、ブラジル・リオデジャネイロのカーニバルは22日、優勝を競う精鋭12チームによるパレードが始まり、最高潮を迎えた。
今年、先陣を切った「インペリオ・セラーノ」は、「海の神秘」をテーマにタツノオトシゴや人魚を模した衣装で会場を練り歩き、観客席に向かって華やかなポーズを決めた。
今年のカーニバルでは、世界同時不況の影響でほとんどのチームが緊縮予算を強いられた。それだけに、各チームとも上位チームに手厚く割り当てられる市の助成金獲得に向け、例年以上の熱演を競った。