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2009年02月23日(月) 05時05分

今年はちょっと伸び悩み…洞穴の氷筍が幻想的に読売新聞

龍ノ山の洞穴に出現した氷筍。例年に比べて小さい(22日午前、福島県喜多方市で)=池谷美帆撮影

 福島県喜多方市の龍ノ山にある洞穴で、氷筍(ひょうじゅん)が幻想的な姿を見せている。

 氷筍は、洞穴の天井から滴る水が地面で凍り、まるでタケノコのように上へと伸びたもの。今年は大きいものでも50センチほどと、例年の半分以下。市山都総合支所産業課の宮城市作さんによると、暖冬の影響か、ここ20年で一番小さいという。

 22日には、山都地区グリーン・ツーリズム推進協議会主催の「氷筍見学ツアー」が行われた。参加者は山腹にある洞穴を目指し、雪山を片道2時間ほどかけて登った。

 同県いわき市の木村テツヨさん(57)は「今年は小さいと聞いていたが、初めて見たので感動しました」と話していた。

http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090223-OYT1T00045.htm