阪大微生物病研究会(大阪府吹田市)は23日、国内で製造したインフルエンザワクチンの原液をインドネシアの国営企業に販売する契約を締結したと発表した。
原液をもとに現地で製品化し、数十万人分を供給する計画だ。
阪大微研は、インドネシアで流行する鳥インフルエンザ(H5N1)をもとに新型インフルエンザの大流行前ワクチンを製造している。今後、新型のワクチンについても技術協力を検討していく。
インドネシアではこれまで、高額なこともあってインフルエンザワクチンは流通していなかった。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090223-OYT1T00864.htm