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2009年02月23日(月) 00時00分

新リーダーは雇用や活性策を中国新聞

 無所属新人同士の一騎打ちとなった柳井市長選。4期16年続いた河内山哲朗市長の後の市政を担う新たなリーダー。有権者は何を基準に選び、どんな論戦を期待しているのか。街の声を聞いた。

 「若者の雇用を生む企業誘致を進めてほしい」。同市柳井の主婦上田奈穂美さん(38)は1番に雇用の場創出を挙げる。活性化を望むのは同市南町の無職長代保子さん(62)。「豊かな海が目の前にある。水産業を生かし、下関市の唐戸市場のようなにぎわいづくりを進めてほしい」

 周辺町との合併問題の関心も高い。4年前に合併した旧大畠町の公務員森本博さん(50)は「恩恵はあまり感じられないが…」と前置きし「市の財政を考えると、今後も進めないといけないだろう。学校再編の不安もあり、周辺部への目配りを忘れずに」と注文する。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902230025.html