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2009年02月23日(月) 16時31分

花粉観測ロボット登場…「口」から空気吸い「目」で表示読売新聞

花粉の飛散量を一日中観測する「ポールンロボ」(21日夜、福岡市で)=秋月正樹撮影

 花粉観測ロボット「ポールンロボ」が、福岡市・天神の民間気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京)福岡支店に登場した。

 「ポールン」は英語で花粉。プラスチック製の球体で、直径15センチ、約500グラム。球体を人の顔に見立てて「口」の部分から空気を取り込み、内部のセンサーで花粉量を測定する。データは1分ごとに同社に自動送信され、1時間分の観測量に応じて「目」の色が白から青、黄、赤、紫と5段階に変化する。

 同社が5年前に開発。主に花粉症の人に呼びかけ、設置を依頼。当初は全国50か所だったが、今年は沖縄県を除く一般家庭や企業、病院など約500か所に広がった。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090223-OYT1T00699.htm