灰塚ダム建設でできた三次市と庄原市にまたがるハイヅカ湖周辺の観光を盛り上げようと、庄原市総領町木屋の主婦和田和子さん(60)が、自宅を開放して里山料理を提供する「和み亭」を開いた。
還暦を機に「笑湖(えこ)ハイヅカ歓交協会」の代表を務める夫の芳治さん(65)と企画。自宅のキッチンを改装し、保健所の営業許可を取った。
「お任せ里山快席(かいせき)」と名付けたコース料理は、ワラビのピクルスやこんにゃくのステーキ、ハナビラタケのベーコンいためなど山の幸を使った13品目。地域の行事食や家庭の味を現代風にアレンジした。敷物は湖周辺の観光マップになっており持ち帰りができる。
1日15食限定で1食2000円。3日前の予約が必要で土、日、月曜日の営業。近くのセツブンソウ自生地公開期間の3月15日までは毎日開く。和田さん=電話080(1908)9605。
【写真説明】利用客にメニューの説明をする和田さん(右)