JR福山駅周辺と内港地区を循環する福山市中心部の新路線バス「まわローズ」の運行が21日、始まった。バスを活用したまちづくりに取り組むオムニバスタウン事業の一環。市は中心部での利用促進で渋滞解消や地域活性化を目指す。
運行に先駆けて同市入船町の内港バスセンターで出発式があり、羽田皓市長が「市民に愛されるバス路線に育ってほしい」とあいさつ。バス事業者ら約300人と一緒に、黄の車体のバスを拍手で送り出した。
路線は1周約7キロ。運賃は一律大人150円、子ども80円。バスセンターを発着点に午前9時—午後6時の間、20分間隔でばら公園やまなびの館ローズコムなどを巡る。
【写真説明】市中心部を巡回する「まわローズ」に乗り込む参加者たち