岡山県は2009年度の職員定数を、記録のある1997年度以降で最大の削減幅となる422人減の2万5188人とする。23日開会の県議会定例会に関連条例の改正案を提案する。
昨年末策定の行財政構造改革大綱に沿い、事務事業の見直しによる無駄排除、出先機関の再編、岡山市の政令指定都市移行に伴う業務簡素化を徹底する。
知事部局で230人、県教委で186人(教員140人、事務職員46人)、企業局で17人それぞれ削減。県警は事務職員を削減するものの、国の方針により警察官を増員するため、11人増となる。
県職員定数は97年度以降、毎年減っている。県は新行革大綱で、13年度までに08年度比1233人減とする目標を設定。05年策定の旧大綱を上回るペースで削減を進める。