東京湾岸の横須賀—千葉を結ぶ国道357号などの渋滞緩和に向け、国土交通省港湾局が建設を進める東京港の臨海大橋(仮称、全長約2・9キロ)の橋げた(重さ約1500トン)が22日、据え付けられた。2011年に開通、夜間はライトアップも予定している。
臨海大橋は埋め立て地の中央防波堤と若洲(江東区)をつなぎ、一般道四車線と歩道で構成。レインボーブリッジ(東京)と同様、下部は大型船も航行でき、フェリーなどが年間約4000隻通る。
羽田空港の空域制限で高い構造物が造れないことから、つり橋ではなく重さ6000—4000トンもある三角形の鉄骨「トラス」4基で両脇から支えるトラス橋となる。
ライトアップは横浜ベイブリッジや東京タワーなどを手掛けた照明デザイナーの石井幹子さんに依頼、名称を公募する。
(2009年2月22日13時02分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090222-OHT1T00107.htm