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2009年02月22日(日) 06時01分

サスケ、暴行は「正義感が暴走」…覆面姿で釈放スポーツ報知

報道陣の質問に応じるザ・グレート・サスケ

 電車内での暴行容疑で警視庁南千住署に逮捕された覆面プロレスラーで元岩手県議のザ・グレート・サスケ(39)が21日、東京地検に送検された後に処分保留のまま、覆面姿で釈放された。

 車内の乗客に携帯電話のカメラで撮影されたことに立腹し、胸ぐらをつかむなどして現行犯逮捕されたサスケは「私の正義感、倫理観があまりにも暴走した。おわびを申し上げたい」と謝罪。逆に(写真を)大いに撮ってくださいという思いに変わりました。(被害者に)会えるのであれば、一緒に記念撮影をしてあげたい」と改心を強調した。

 県議時代も決してマスクを脱ぐことのなかったサスケは、所持品が認められないため素顔にならざるを得ない送検の際も「顔は絶対に見られたくない」と警察に要望を出し、報道陣の撮影をカーテンなどで完全ガード。しかし、マスク姿が今回の事件の発端となったこともあり「いずれは(マスクを)脱ぐ時も来るのかなとは考えてます。一生このままではない」と代名詞との別れを初めて示唆した。

 所属事務所から活動自粛処分を受けているサスケだが、27日の「みちのくプロレス」大阪大会への出場を希望している。

(2009年2月22日06時01分  スポーツ報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090221-OHT1T00283.htm