２２日午後３時５０分ごろ、広島県廿日市市峠の県道で、１８人が乗ったマイクロバスと、同市宮島口西、会社員木村裕行さん（５３）の乗用車が正面衝突。後続の同市玖島の女性（３０）の軽乗用車が乗用車に追突した。
乗用車の後部座席にいた木村さんの義母で廿日市市津田、無職新宅次子さん（７２）が出血性ショックで死亡、助手席の木村さんの妻（４６）が重傷。１８人が軽傷を負った。
廿日市署の調べでは、乗用車がセンターラインをはみ出して衝突した。現場は片側１車線の急なカーブで、事故当時は雨が降っていた。
マイクロバスは廿日市市内の温泉施設「クヴェーレ吉和」の送迎バス。宴会を終えたソフトボール同好会の男女１７人を広島市南区まで送る途中だった。
現場はＪＲ山陽線宮島口駅の北西約８キロ。