22日午前9時35分ごろ、兵庫県洲本市(淡路島)沖を航行中の貨物船「利根丸」(199トン)から出火したと、第5管区海上保安本部(神戸)に情報が入った。巡視艇が消火活動をし、同日午後3時ごろ鎮火。乗組員4人は付近の漁船などに救助され、けがはなかった。
神戸海上保安部によると、同船は「明港汽船」(香川県観音寺市)が所有。21日正午に名古屋港を出港、北九州市の若松港までガラスの研磨に使う砂を運ぶ途中だったという。
エンジンルームから出火したとみられ、同保安部が乗組員から当時の状況などを聴くなどして原因を調べている。