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2009年02月22日(日) 09時08分

3月3日に米英首脳会談 アフガン、経済危機協議へ東京新聞

 【ワシントン21日共同】ギブズ米大統領報道官は21日の声明で、ブラウン英首相が3月3日にホワイトハウスを訪れ、オバマ大統領と会談、世界経済危機やアフガニスタン安定化策を話し合うと発表した。オバマ政権で初の両首脳の直接会談となる。

 英国は4月初めにロンドンで開かれる20カ国・地域(G20)の第2回首脳会合(金融サミット)の主催国。両首脳はサミット成功に向けた意見調整を進め、経済危機のこれ以上の深刻化阻止を図る。

 英国はアフガンに展開する北大西洋条約機構(NATO)主体の国際治安支援部隊に約8000人を派兵し、米国に次ぐ第2の兵力拠出国。オバマ大統領は今年夏までに計1万7000人規模の米軍をアフガンに増派する計画で、ブラウン首相とイスラム原理主義勢力タリバン掃討作戦の強化などを話し合う見通し。

 オバマ政権はアフガンや隣国パキスタン、NATO加盟の欧州諸国を巻き込み、3月末までにアフガン包括戦略を策定する方針。オバマ大統領は今月24日に会談する麻生太郎首相に続き、ブラウン首相にも策定作業への積極的な関与を促すとみられる。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009022201000046.html