22日午前8時45分頃、新潟県長岡市西津町の市道脇で、高さ約12メートルの電柱に熱気球の風船部分が引っかかっていると、付近の住民から110番があった。
京都府と滋賀県から参加した男性計3人が乗っていたが、電柱伝いに地面に降り、けがはなかった。気球の重みで、電柱から延びた家庭用インターネット回線1世帯分を切断した。
県警長岡署などによると、この日、小千谷市で「第33回 おぢや風船一揆」が開かれ、全国から27機が参加した。事故に遭った気球は午前8時頃、同市西中の雪原を離陸。北約5キロの地上に設けた標的に砂袋を落とす競技の最中で、北約15キロ地点で着陸態勢に入ったところ、風にあおられてバランスを崩した。
大会実行委員会事務局は「お騒がせして申し訳ない」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090222-OYT1T00695.htm