店員にスプレー吹きかけ火付ける、３１歳男「うっぷん晴らし」（読売新聞）

2009年02月22日(日) 01時59分

　沖縄県警那覇署は２１日、ＣＤ店の女性店員に塗装用スプレーを吹きかけ、ライターで火を付けてやけどを負わせたとして、同県南城市佐敷、無職真喜志(まきし)和也容疑者（３１）を傷害容疑で逮捕した。

　店員とは面識がなく、「仕事がなく、将来に希望が持てない。世間へのうっぷん晴らしにやった」と供述しているという。

　発表によると、真喜志容疑者は２１日午後０時半頃、那覇市松尾の商業ビル６階にあるＣＤ店に入店。カウンターにいた女性店員（２６）に突然、塗装用の赤いスプレーを吹きかけながら持っていたライターで点火し、右腕に１週間のやけどを負わせた疑い。

　真喜志容疑者は逃走し、後を追ったビルの警備員にもスプレーを噴射したが、警備員や近くにいた男性客らに取り押さえられた。

　真喜志容疑者はスーツ姿で、リュックにスプレー缶を隠し持っていたという。