KDDI系の次世代高速無線通信サービス「WiMAX(ワイマックス)」で、ニフティなど17社がワイマックスの回線を借りてインターネット接続サービスに参入することが21日、明らかになった。
ワイマックスは、屋外でもADSL(非対称デジタル加入者線)並みの高速通信(ブロードバンド)が可能となる。
ニフティなど17社は、KDDIなどを母体とする「UQコミュニケーションズ」から、1回線あたり3300円でそれぞれ回線を借りたうえで、顧客向け料金を独自に決める。自前では無線通信網は持たず、UQの回線を借りて「MVNO(仮想移動体通信事業者)」となる。
一方、UQは26日から、東京23区と川崎、横浜市で無料の試験サービスを開始する。7月以降は月額4480円の有料サービスを始める。UQは、ソフトバンクなどを含め、計約80社と回線貸し出しの交渉を進めている。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090221-OYT1T01163.htm