政府・与党が検討している追加景気対策に関連し、金子国土交通相は22日、「将来の国際競争力を強化するため、やれることはやっていく。新幹線を前倒しでやれないか」と述べ、整備新幹線建設を前倒しで進めるべきだとの認識を示した。
金沢市のホテルで開かれた自民党参院議員のパーティーで述べた。
地元が建設費の3分の1を負担する整備新幹線を巡っては、国交省が1月、地元自治体に負担増を求めたのに対し、新潟、佐賀県の知事が応じない姿勢を表明するなどしている。
金子国交相は、地方に財源を求めることの難しさにも言及し、景気対策として、国の財源で建設前倒しを検討すべきだとの考えを示した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090222-OYT1T00643.htm