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2009年02月22日(日) 10時01分

食料自給率向上を農相に提言中国新聞

 子どもの視点で食料自給率のアップ策を考える農林水産省などの「こども食料セッション」が21日、東京都内であった。広島市など全国の小学3—6年21人が地産地消の推進などを石破茂農水相に提言した。

 消費、生産、啓発のテーマに沿って一人ずつ意見を発表。佐伯区のなぎさ学園小3年黒田菫さん(8)は「自分たちの食べるお米を作った体験を周りの人に話そう」と、農業の楽しさや身近な産品のおいしさを積極的に広めるよう提案をした。

 子どもたちは話し合いで、自給率の向上をPRするアニメ作成など3点の提言をまとめた。石破農水相は一人一人に「こども食料大使」の任命状を手渡し「一生懸命実行したい。みなさんも家族や学校のみんなに広めて」と呼び掛けた。

【写真説明】食料自給率のアップ策を話し合う黒田さん(右端)たち参加者

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902220045.html