福山競馬の振興策を探る「福山競馬再生会議」が21日、福山市霞町のまなびの館ローズコムであり、有識者や馬主が率直な意見を出し合った。
広島県馬主会(八木徹会長)が初めて企画。地方競馬に詳しい民俗学者の大月隆寛さん(49)をコーディネーター役に八木会長ら6人が意見を述べた。
オッズパーク・ばんえい・マネジメント(北海道帯広市)の新名貴之取締役はナイター開催などで入場者を1.5倍にした成功例を報告。エフエムふくやまコメンテーターの岡本正明氏は「鞆の浦と観光で連携したり、1日の全レースを当てる新しい投票券を創設したりする工夫が必要」と強調した。