広島県やハローワーク三次・安芸高田・庄原の3職業安定所などによる「北部地域緊急就職面接会」が20日、三次市十日市南のグランラセーレ三次で開かれた。246人の求職者が参加し、40社の人事担当者らと面談した。
面接に先立ち、ハローワーク三次の長谷川和孝所長が「昨年10月に25%だった事業主理由の解雇が12月には42.5%に増えている」などと県北の雇用情勢を説明した。
105件の求人のうち正社員の求人は67件で、介護や看護など医療関係が多かった。一方、面接会場では、正社員を募集していた林業や製造業の企業のブースに列ができていた。参加者は40代と50代が半数を占める一方、制服姿の高校生やリクルートスーツ姿の大学生もいた。
【写真説明】人事担当者と面接する求職者