山口県周防大島町久賀で、災害時に物資などの集積基地として利用する防災公園の整備工事が始まった。防災を目的とした県内初の公園で、8月1日の供用開始を予定している。
県事業で、場所は昨年11月に完成した県大島防災センターに隣接する元町民グラウンド約6500平方メートル。盛り土をして水はけを改善するほか、土のう袋などを収納する倉庫やトイレ、ナイター照明などを設置する。総事業費は、土地取得費を含め2億8100万円。
災害時には避難所になるほか、自衛隊や消防が緊急物資などを集積する基地として機能する。平常時はスポーツなど自由に利用できる。
【写真説明】防災公園の整備工事。後方中央の建物が県大島防災センター