任期満了に伴う柳井市長選は22日告示される。いずれも無所属新人で前山口県議の長谷川忠男氏(64)と元国会議員秘書の井原健太郎氏(34)が立候補を表明しており、両氏の戦いになる公算が大きい。県議補選柳井市区と同じく3月1日に投開票される。
4期16年務めた河内山哲朗市長の引退表明を受けた選挙。若者定住に向けた雇用の場創出、農業・漁業の振興、田布施、平生両町との合併問題などで論戦が展開されそうだ。
前自民党県連幹事長の長谷川氏は県議通算5期の「実績」と県政との太いパイプを、当選すれば全国で2番目に若い市長となる井原氏は「公正で透明な市政の実現」を強調し、有権者への浸透を図る。両氏は2007年の県議選で争い、1954票差で長谷川氏が当選している。