昨年末に閉園した倉敷チボリ公園(倉敷市)のシンボルだった観覧車「チボリバルーン」の解体作業が20日、あった。作業員らがクレーンを使い、色鮮やかな気球型ゴンドラを回転輪から一つずつ取り外した。ゴンドラはトラックに積まれ、遊具や施設の解体が進む敷地内に整然と並べられた。
デンマークのチボリ公園の観覧車をモチーフに設計、97年の開園以来約700万人が利用した人気の遊具だった。他の遊具とともに業者に一括売却されており、新天地での再始動に向け、しばしの「休養」となる。
【写真説明】観覧車の回転輪から取り外されて運ばれるゴンドラ