自民党の山崎拓前副総裁は二十一日午前、福岡市で地元民放番組に出演し、衆院解散・総選挙の時期に関し「四月解散、五月選挙でいいと思っている」と述べ、二〇〇九年度予算成立後に速やかに解散すべきだとの認識を示した。
内閣支持率の下落に対しては「岩盤を突き抜けるところまでは来ていない。予算を通せば定額給付金も支給され、逆風が和らいで盛り返すと期待する」と強調した。
また、小泉純一郎元首相が定額給付金の財源に関する法案の衆院再議決で欠席した場合の対応について「彼は処分すれば思いがけない行動に出る可能性がある。黙って放置して、不問にした方がいい」と述べた。