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2009年02月21日(土) 00時00分

「女性の健康週間」に公開講座読売新聞

専門医ら、来月全国各地で

 「女性の健康週間」(3月1〜8日)に合わせて、産婦人科の医師らが啓発のための催しを開く。5回目となる今年は、全国各地で公開講座や対談などを予定、健康作りに役立つ情報を発信する。

 このイベントを主催するのは、日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会。産婦人科医が女性の健康を支援することを目指し、2005年に活動をスタート。毎年、3月3日の桃の節句を中心に、8日の「国際女性の日」までの期間を「女性の健康週間」と定めて、各種健康に関する啓発活動を積極的に行ってきた。

 今回、メーン会場となるのは、東京・芝の「女性と仕事の未来館」。4〜7日まで医師によるセミナーや対談、健康相談などが無料で行われる。

 20〜30歳代の女性には「生理痛を知って快適ライフ」(4日)、20歳代以降の女性には「子宮けいがん」の怖さと検診の重要性(5日)、40歳代以降には「メノポーズからのヘルスケア」(6日)をテーマに、複数の専門医が病気の症状や予防法のほか、日ごろ感じていることなどを率直に語る。7日は、妊婦や妊娠を望む人を対象に、喫煙の悪影響など、妊娠期に注意すべき点などを解説する。各回定員250人(先着順)。

 また、期間中、山梨、名古屋、神戸など18か所でも女性と健康に関するセミナーを開催。参加者には、健康管理に役立つ「女性の生涯健康手帳」を配る。「こうした催しを機に、産婦人科医と女性たちの距離を少しでも縮めていきたい」と事務局担当者は話す。

 イベントに関する問い合わせや申し込みは、「女性の健康週間事務局」(03・5565・5526)へ。

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20090221ok01.htm