手工芸の愛好家らが自らの作品を展示、即売する「第14回手づくりフェア in 九州」が20日、福岡市博多区のマリンメッセ福岡で始まった。
九州の手芸関係の業者らで作る実行委員会が「手作りの良さを広めよう」と毎年開いており、手工芸のイベントとしては九州最大規模。東京や大阪の同様のフェアと比べ、古布を使った作品が多いのが特徴という。
約220の個人ブースではプロ顔負けの独創的な作品が並び、入場者らは丁寧に作られた作品に見入っていた。
編み物や人形、ネックレスづくりなどの体験コーナーも充実しており、実行委では「最近の不況で、手芸など家の中で楽しむ趣味が見直されており、そのおもしろさに触れるきっかけにもなれば」としている。
21日まで。期間中、3万人の来場を予定している。入場料700円。高校生以下無料。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090220-OYT8T01113.htm