宮崎市との合併の是非を問う清武町の住民投票は22日投票される。期日前投票は、2004年11月に実施された住民投票を上回るペースで推移しており、町民の関心も高まっている。
投票は、賛成(合併)か反対(自立)のいずれかに「○」を記入する形式で、同日午前7時〜午後8時、町民保健センターなど11か所で実施する。
条例では、投票資格者の「おおむね50%の投票」で成立するとの要件を規定し、50%未満なら開票しない。成立すれば、町民体育館で同8時45分から開票し、結果は深夜に判明する。
期日前投票は、21日午後8時まで町役場で行っている。町選管によると、告示後2日間で計934人が投票を済ませ、前回の同時期(521人)を大きく上回っている。
町内では、推進派の「清武町と宮崎市の合併を実現する会」(真方侃(ただし)会長)と、反対派「清武町の自立を守る会」(西亮代表)の動きが活発化。それぞれ旗や看板の設置、広報車での巡回のほか、チラシの配布などで互いの主張を訴えている。
16日現在、投票資格者は、計2万1736人。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090220-OYT8T01108.htm