指宿市開聞川尻の市営温泉保養施設「レジャーセンターかいもん」で、浴場の天井板3枚が落下し、50歳代の女性客が足に軽いけがをしていたことが分かった。
市によると、女性浴場内の高さ約5メートルの換気口近くにあったプラスチック製天井板(縦0・7〜2メートル、横0・3メートル、厚さ約5ミリ)で、15日午後6時過ぎ、洗い場付近を歩いていた女性の左足に当たった。当時約20人の入浴客がいたが、ほかにけが人はいなかった。
市の発表によると、天井板と屋根の間にある鉄骨が蒸気によって一部腐食していたため、天井板を留めていた金具がはずれたらしい。市は同施設を今月末まで休業して点検、補修を行い、3月から営業を再開する。下吉耕一観光課長は「利用者に迷惑をかけて申し訳ない。安全確保に万全を期したい」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090220-OYT8T00959.htm