大阪府の橋下徹知事は21日、関西空港の連絡橋国有化をめぐり、2009年度当初予算案への計上を見送った国直轄事業負担金7億円を、24日開会の2月府議会に補正予算として提案することについて「当然ターゲットに入れている」と述べ、早期の予算化に前向きな姿勢を示した。
橋下知事は、20日に会談した金子一義国土交通相から示された関空支援策について「拒絶するのは、政治的には不合理になると思う」と受け入れる意向を表明。「2010年度の概算要求にかけて(国が)どう動いてくれるのか、予算の問題はそこで見ればいい」と述べ、政府の対応を注視する構えを見せた。
橋下知事は「国のビジョンが見えない」として関空負担金の予算計上を見送ったが、金子国交相が関空にアクセスするインフラ整備検討などを盛り込んだ支援策を提示。橋下知事は一定の評価をしていた。
大津市内で記者団の取材に答えた。
(2009年2月21日22時45分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090221-OHT1T00261.htm