福島県いわき市の海洋科学館アクアマリンふくしまで21日、足が極端に短くUFO(未確認飛行物体)のような形をした深海性のタコの公開が始まった。
同館によると、体長約20センチで、メンダコ属の一種。生きたまま見つかるのはまれで、全国の水族館でも公開例は少ない。捕獲されても数日で死ぬことが多く、生態はよく分かっていない。
福島県沖の水深約600メートル付近で20日、カニかご漁のかごに入っていた。同館の職員らも珍しい様子で「UFOみたい。甘食の形に似ている。横から見るとカバみたいでかわいい」と歓声が上がっていた。
(2009年2月21日20時33分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090221-OHT1T00232.htm