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2009年02月21日(土) 19時10分

上越新幹線から飛び降り自殺か、非常ドアコック操作スポーツ報知

 21日午後2時45分ごろ、埼玉県内の上越新幹線大宮—熊谷間を走行中の東京発新潟行きMaxとき367号(八両編成)で、ドアが閉まっていることを示す表示灯が消えたため、運転士が列車を急停車させた。

 近くの線路上で男性が死亡しているのが見つかり、埼玉県警は、非常用コックを操作してドアを開け、飛び降り自殺を図ったとみて身元などを調べている。東北、上越、長野の各新幹線が一時全線で運転を見合わせた。

 JR東日本によると、最後部から2両目のデッキで、50歳ぐらいの男性がドアを開け、飛び降りるのを近くにいた乗客が目撃したという。大宮駅から8・4キロの地点で遺体が発見された。新幹線は当時、時速100キロ以上の速度が出ていたとみられる。

 上越、長野新幹線は約2時間半にわたり全線で運転がストップし計23本が運休、計28本に最大約2時間50分の遅れが出たほか、東北新幹線も20本に最大約45分の遅れが発生、全体で約3万7500人に影響した。

(2009年2月21日19時10分  スポーツ報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090221-OHT1T00205.htm