発達した低気圧に伴う暴風雪の影響で、青森県内では２０日夜から最大約５万戸が停電し、２１日夜になっても五所川原、つがる両市など２市４町の約１万２００戸が停電している。
東北電力青森支店によると、青森市などで強風による飛来物で高圧電線が断線したほか、電柱が折れるなどした。早期復旧を目指し、作業を急いでいる。
青森県防災消防課によると、暴風雪による民家の窓ガラスや屋根の破損被害は計１２０件以上に上った。けが人の情報はない。ＪＲ東日本青森支店によると、東北線の青森−八戸間も２０日夜から計４０本近くが運休するなどした。
秋田県でも強風で秋田市などの民家計９棟のトタン屋根がはがれるなどの被害が出た。